卍についての考察。個人的に思う現在の卍誕生秘話
毎日新聞にこんな記事が載っていました。
面白い!
昨年末には三省堂辞書の編集委員らが選ぶ「今年の新語」の候補にもなった。ところが流行の起こりは不明で、意味すらよく分からず、専門家たちは頭を抱えている。
頭のいい大人達が若者の適当な言葉について真剣に考えて、悩んでいる。
まさに「マジウケる〜状況」。
そもそも意味が不明だ。5年ほど前に出始めたころは<やつのバイク卍だ>など不良っぽさを表す否定的な言葉とみられていた。最近では<最高! マジ卍>や<めんどくさすぎて卍>など、肯定的にも否定的にも使う。三省堂の辞書の編集委員たちも関心を寄せ、委員の一人は「意味がはっきりせず辞書に載せようがない。私たちが『卍』になった」と苦笑する。
最後のも上手いこと言えてるのか言えてないのか……(笑)
形は違えど、若者のノリに必死についていこうとするおじさんたちみたいだ。、、
プロデューサーが女子高校生たちに繰り返し意味を尋ねたが、「意味なんてない。卍は卍。あるのは感情だよ」などと返されたという。
しかし、女子高生もかっこいいこと言う。
「意味なんてない。卍は卍。あるのは感情だよ」
名言。
至言といってもいいかもしれない。
最終的な理由付けとしてこのようなことが書かれていた。
三省堂の辞書編集に長年携わる飯間(いいま)浩明さんは、副詞「マジ」を強める役割があるとみる。「マジ」に意味が近い「すごく」を強めると「すっごく」「すんごく」に変化し、「卍」はその「っ」「ん」に当たると分析。「程度を示す副詞は使われ続けるとインパクトが薄れ、入れ替わりが激しい」と話す。肯定でも否定でも使われ意味が取りづらい「卍」だが、「すごい」に当たる古語の「いみじ」も、良くも悪くも程度がはなはだしいさまを表す。
頭いい人めちゃくちゃ頑張った!
なんともそれっぽい。
要するに
「すごく<すんごく」
みたいに
「マジ<マんジ(卍)」
ということか。
なんか納得できる。
でも個人的には少し違う気もする。
シンプルに
「マジ卍」の
語呂がよかったから
なんじゃないかなぁと。
まじまんじ
マジマンジ
ほらね。
でもそれだと「マジ→マんジ説」と違って
マジと卍は別物ということになるから、
卍がどこから来たかを考えなきゃいけない。
…………
………
……
敷田審判でしょ。
卍ポーズでおなじみの。
往々にしてなんj文化は遅れて世間で流行るもの。
「ンゴ」然り。
そのうち「クレメンス」とかも使われ出すかもしれない。
JK「リプトンのミルクティー買ってクレメンス」
あ、すげーやだ。
最近はリア充もまとめサイト見たりしているらしいし、
そこからなんj語が世間に拡散されるなんてザラでしょう。
まとめサイトなどで卍ポーズの存在をリア充が知る
↓
テンション上がったか、ウケをとろうとしたかでリア充が卍ポーズをする
↓
ウケちゃう
↓
「マジ卍〜」とか誰かが言い出す
↓
語呂がいいので流行る
↓
頭いい大人達「卍ってなんだ!?」
じゃないのかなーと。
もともとヤンキーの間で卍という文字は使われていたみたいだけど、それとは別物なんじゃないかと思う。
ヤンキーの卍って言葉ではなく記号的な意味の方が強そうだし。
まぁ、ヤンキーの世界知らないけど。、、
それこそ陳腐な論だけど、スマートフォンの普及なんかが影響しているのでは?
パソコンにかじりついていないと到達できなかった
なんjというインターネットの底の部分が
誰でも気軽に覗けるようになったからこそ起きた現象。
世の中はもうリア充とオタクの境目がとても曖昧になっている状態。
そう考えると、リア充とオタクは両立できる時代になったのかもしれない。
それってなんかマジ卍〜。
出演情報
トークライブ
【みんなのトーク】
毎月第2木曜日開催
日にち/1.11(木)
時間/開場19:30 開演20:00(21:00終演予定)
場所/PICO2(名古屋市北区山田1丁目1−43)
出演/ヒラメカレイ、空飛ぶリビング、ひとしザ・ワールド、しおあじ
料金/1,000円
▽名古屋の若手お笑い芸人による1時間のトークライブ。
どっかんプロレギュラーライブ
【茨の珍道vol.155】
毎月第4木曜日開催
日付/1.25(木)
時間/開場19:00 開演19:30
場所/金山CLUB SARU(名古屋市中区金山3丁目5−23)
出演/どっかんプロ芸人、他
料金/1,500円(1ドリンク付)
▽所属事務所「どっかんプロ」のレギュラーライブ。ネタ、トーク、企画コーナーとオーソドックスなお笑いライブ。
そういえば、ケンコバさんの本名って
小林卍丸じゃなかったっけ?